わかりやすく統合失調症を解説します | 統合失調症チェックナビ

統合失調症と再発記事一覧

退院直後の患者さんの状態発病当初に見られた幻覚や妄想などの陽性症状は、薬物療法によって退院時にはかなり改善しているか、残っていたとしても、日常生活にさほど大きな影響をあたえないほど軽くなっています。一方、陰性症状は、陽性症状がおさまったあとも長くつくのがふつうです。陰性症状とは、次のような状態です。感惰の起伏がなくなり、喜怒哀楽の表現がうまくできなくなる。表情の変化も乏しくなり、口数も少なくなる。...

統合失調症は再発しやすい病気です統合失調症の療養生活でもっとも注意しなければならないのは再発です。統合失調症のような精神疾患の場合、治療によって症状がある程度おさまっている状態を「寛解」といいます。寛解は「治癒」ではないので、再発するおそれがあります。寛解は、火山でいえば「休火山」の状態だといえます。服薬を怠ったり、急なストレスがかかったりすると、再び噴火する(再発する)危険性があるのです。統合失...

感情表出には3つのタイプがあります家族は患者さんにとって大切な存在ですが、身近にいるだけに、接し方によっては患者さんのストレスとなり、かえって再発の危険性を高めてしまうことがあります。特に問題となるのが、表情、口調、態度など、家族の人の感情のあらわし方です。この感情のあらわし方を、「感情表出」といい、英語のExpressed Emotionの頭文字をとって「EE」と呼ばれます。患者さんに対して「批...

家族が心掛けるべき3つの点統合失調症の回復のためには、家族の協力が欠かせません。家族の対応によって、患者さんの回復は大きく左右されるといっても過言ではありません。「統合失調症の再発は家族の対応が大きく影響しています」で述べたように患者さんの回復を促すために家族が心がけるべき点は主に次の3つです。批判的になりすぎない過保護になりすぎない情緒的に巻き込まれない批判的になりすぎないためのポイント家族が患...

対応を誤ると症状が悪化します統合失調症の患者さんといっしょに暮らす家族は、当然患者さんと接する時間が長くなり、日常生活のさまざまな場面で、どう対応したらよいか迷うことが出てきます。対応の仕方によっては、関係がぎくしゃくしたり、病気を悪化させてしまうこともあるので、注意が必要です。家族を悩ませることが多い患者さんの困った行動とその対処法を次に述べてみます。ぼんやりして、元気がない「ぼんやりして、元気...

規則正しい生活はストレスが少ないです統合失調症になると、脳の神経細胞が消耗し、いろいろな刺激に対して過敏になります。中でも、大きな刺激となるのがストレスです。ストレスは再発のリスク因子となるため、療養生活ではできるだけ刺激の少ない静かな環境を保つことが大切です。それには、まず生活のリズムをととのえるところからはじめましょう。最初は、1日のスケジュールをつくって、起床は何時、食事は何時、家事や雑用は...

復学や復職も大きな環境の変化と言えます統合失調症の回復には長い時間がかかります。少し症状がよくなると早く復学、あるいは復職したいという気持ちになりますが、しかし「あせり」は禁物です。以前通っていた学校や職場へ復帰するときも、「以前いたところに戻るだけ」と軽く考えずに、もう一度慣れることからはじめたほうがよいでしょう。復学や復職も、大きな環境の変化となります。決して「遅れを取り戻そう」とがんばったり...

療養生活を支えるさまざまな制度通院が長くなったり、就労がむずかしかったりすると、さまざまな生活面や経済面での問題が生じてきます。医療費や生活費を補助する制度を、必要に応じて上手に活用しましょう。精桙麟害者保健福祉手帳精神障害者保健福祉手帳(以下、精神障害者手帳)は、1995年から発行されるようになりました。障害の程度により1〜3級の精神障害者手帳が交付されます。利用対象者精神科の病気があり、長期に...

仕事をしながら地域で暮らしていくためにすること仕事につくことは、患者さん本人にとっても、家族にとっても、地域でふっうに暮らしていくために大きな目標となります。精神障害者の就労への道は、2006年の「障害者雇用促進法」の改正で、徐々に広がっています。たとえば、障害者雇用促進法では常用雇用労働者の数に対する障害者雇用の割合(障害者雇用率)が設けられ、事業主には達成義務が課せられていますが、この障害者に...

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