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統合失調症ではストレスを避けて刺激の少ない静かな環境を心掛けましょう

統合失調症の生活リズムをきざむ時計

 

規則正しい生活はストレスが少ないです

統合失調症になると、脳の神経細胞が消耗し、いろいろな刺激に対して過敏になります。中でも、大きな刺激となるのがストレスです。ストレスは再発のリスク因子となるため、療養生活ではできるだけ刺激の少ない静かな環境を保つことが大切です。

 

それには、まず生活のリズムをととのえるところからはじめましょう。最初は、1日のスケジュールをつくって、起床は何時、食事は何時、家事や雑用はここで、というように決めて、できるだけそれにそって生活してみます。

 

さらに、1週間のおおまかな計画を立ててみるのもよいでしょう。そうすることで、患者さんの中に生活の秩序や時間の感覚がつくられていき、精神的な安定を得るのに役立ちます。

 

 

統合失調症の患者さんは、予期しない変化や不意な出来事に強いストレスを覚える傾向があります。まったく変化のない生活などありませんが、もしも「引っ越し」など大きな変化が予測されるときは、準備期間を十分にとり、少しずつ変化に慣れさせていくようにするとよいでしょう。

 

 

また、家族は、「静かで落ち着いた声で話す」「家族どうしのいいあらそいなどは患者さんの前ではしない」「テレビの音などは大きくしない」といった配慮をし、患者さんにとってなるべく刺激の少ない環境を保つように努めることも大切です。

 

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傷ついた脳細胞を修復するノンレム睡眠は重要です

統合失調症の患者さんは、病気のせいで日中は「過覚醒状態」にあり、あることがらに集中できないとか、注意があちこちに分散するといった状況が起こります。

 

こうした緊張や興奮がつづくため、夜なかなか寝つけない(入眠困難)、夜中に目が覚めてしまう(中途覚醒)といった睡眠障害が多くの患者さんに起こります。

 

中でも、統合失調症の患者さんは、深い「ノンレム睡眠」が少ないといわれています。ノンレム睡眠とは、ぐっすりと熟睡した状態の眠りのことです。ノンレム睡眠では、脳の活動も止まり、体温が下がるため疲労が回復し、ストレスによって傷ついた脳細胞が修復されます。 

 

 

心身を休める「質のよい睡眠」を取るためのポイントをいくつかあげてみます。

 

  • 朝はなるべく決まった時間に起き、夜もできるだけ一定の時間に就寝する習慣をつける。
  • 眠る前に、体温をわずかに上昇させると寝つきがよくなり、ノンレム睡眠の時間がふえるといわれる。ぬるめのお風呂に、少し長めに、ゆっくりつかってから眠る。
  • 寝る前に自分なりのリラックス法で気分を落ち着かせる(いやしの音楽、アロマなど)。
  • 日中は十分に日光を浴びる。
  • 心地よく感じる程度ので軽いウォーキングなどを日課の中に取り入れる。

 


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